「フェーズフリーデザイン事例集」を手にフェーズフリーを語ろう

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「フェーズフリーデザイン事例集Vol.00」はフェーズフリーをもっと詳しく知りたい方のための本です。フェーズフリーデザインの具体的なイメージや、商品のどういった部分をフェーズフリーデザインとして評価するのかをご紹介しています。

フェーズフリーをもっと知りたい・参加したい人のための事例集

“フェーズフリーな商品は日常時と非常時の区別なく利用できて便利だ”などフェーズフリーに関心を持ち、賛同してくださる方が増えてきました。

その中で私たちには“フェーズフリーなデザインとは具体的にどういうものですか”といった問いや“なぜこの商品はフェーズフリーだといえるのですか”などの疑問が繰り返し寄せられるようになりました。

「フェーズフリーデザイン事例集」はそういったご質問への回答として、3つのポイントを意識して作成されています。

フェーズフリーとデザインにどんな関係があるかがわかる

フェーズフリーは目指すべき状態の概念であり、それを実現するための商品やサービスを構築するのがフェーズフリーデザインです。

フェーズフリーは考え方ですので、そのままでは手に取ることができません。私たちの前に現れる時は必ず商品やサービス、施設などのデザインとして存在します。

フェーズフリーという考え方が適用されたデザインがフェーズフリーデザインである、ということができます。

「フェーズフリーデザイン」の考え方がわかる

フェーズフリーデザインとは、「日常時にも非常時にも価値を発揮してQOLを確保する商品やサービスを実現するデザイン」です。

フェーズフリーデザインを実現するためには、フェーズフリーの5原則、フェーズフリーの4つのカテゴリ、フェーズフリーの視点などに基づいて商品やサービスをデザインする必要があります。

また、どういったものがフェーズフリーデザインといえるのかについて、評価方法をお伝えしています。評価は一般的な商品との比較で相対的に行われ、数値などの絶対的な基準はありません。

どういったポイントの評価が高い場合にフェーズフリーデザインといえるのか、ぜひご自身で確かめてみてください。

「フェーズフリーデザイン」の適用事例を見ることができる

「フェーズフリーデザイン事例集」では商品8・サービス2・施設2、合計12の具体的なフェーズフリーの適用事例をご覧いただけます。各事例は見開き2ページで構成され、評価ポイントの詳しい解説を読むことができます。

その商品の日常時・非常時の利用方法や、いかに幅広いシーンで利用可能かという汎用性、いかに高い機能を発揮できるかという有効性と、その二つを総合した評価をご紹介しています。

新しいアイデアやものづくりのヒントとしてご利用いただける本

「フェーズフリーデザイン事例集Vol.00」は、「フェーズフリーなデザインとは具体的にどういうものか」「なぜこの商品はフェーズフリーだといえるのか」という疑問にお応えするべく作成された本です。

フェーズフリーとデザインとの関係、「フェーズフリーデザイン」の考え方、「フェーズフリーデザイン」の適用事例をじっくりとご紹介しています。

この本がフェーズフリーについて楽しく語りあう場を生み出し、皆さまの新しいアイデアやこれからのものづくりのヒントとなれば幸いです。